昨年の5月に出産し、産前産後14週間の産休に加え、約5ヶ月
間の育児休暇後、11月下旬より仕事を再開しました。
在宅勤務という形態で仕事をしていましたので、可能であれば
出産後も子供を預けることなく仕事を続けたいと考えておりました。
育児休暇中は、仕事をしている時とは全く違う時間が流れ、思い
のほか穏やかな気持ちで子供との日々を送ることができ、大変感謝
しております。子供の昼夜の生活も多少整った時期に、以前
の仕事量の1/4量から再開し、約3ヶ月経った現在は1/2量の仕事を
行っています。
当初は、子供をそばにおいての仕事に不安がありましたが、画
像受信からレポート返信まで、丸一日の時間的余裕があるため、
子供の就寝時間や昼寝の時間をメインに読影しています。
出産までも15年程度仕事を続けてきましたので、育児の中でも
仕事を続けることができるのは、自分の精神的バランスにもよい
ように感じます。小児科医などにおける出産後の女性医師の現場
離れが問題となっている現在、乳児と共に生活しながらも、この
ような形で医師としての仕事に関われる選択肢があるいうことは、
放射線科医師であることの大きなメリットではないかと思われ
ます。
これからも子供が就学して一人の時間が得られるまでには、い
ろいろな問題が生じるかもしれませんが、自分のできる範囲で仕
事を続けたいと考えております。
2007年3月23日
田中 綾